昨日は、小学3年、6年と中学2年の授業の日でした。
小学6年生は、算数で拡大図・縮小図をやりました。
分度器やコンパスを使って、図を描いていくのですが
毎年この図が上手く描ける子はほとんどいません。
きっと問題を解くのに必要な作業が多いからかもしれません。
・長さを何倍かする
・コンパスをある長さに合わせて線を引く
・分度器で角度を合わせて線を引く
・最後にまだ引けていない線を引く
解き方の流れをざっと書いてみましたが
これじゃ分かりずらいですね。
とりあえず、この問題を解けるようにするためには
１つ１つを順序にそってこなしていくしかありません。
数学が苦手な子は、この問題を最初からできることはほとんどありません。
ただ、１つ１つ説明するとみんなできるんですよね。
ではなぜできないのか。
どんな手順でゴールにたどり着くのか見えないからだと思います。
だから、授業内ではどんな手順で解けばいいのかをしっかり伝えます。
これで宿題で完璧までとはいきませんが
おおむねできる状態になります。
もちろん、できていない場合もよくあります。
でも、できなくても別にいいんです。
また、復習するタイミングがあるので
そのときにできればいいだけなんですから。
一度でできなければ、二度、三度と繰り返せばいいだけです。
ただ、なるべく成功体験を積み重ねてほしいので
少し苦戦しているなってときは、
解く問題量を少なくしたりして対応します。
このように臨機応変に対応できるのが個別指導の良いところでもありますよね。
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